これからの季節は要注意!エアコンの調子が悪い💦
雨の多い季節になりました☔
この時期は湿度が高い為、窓がくもりやすくなりますよね?
また梅雨が明けるとエアコンなしでは車に乗ってられません…
今回はこれからの季節に備えてエアコンの修理のお話をしようと思います。
「エアコンの調子が悪くなった気がする💦」
こういったお話をよく聞きます。
ほとんどのお客様は
「ガス補充しとけばいいでしょ🎶」
とおっしゃいますが…笑
ガスが漏れている場合、補充してもすぐ抜けてしまったりするため何度も何度もガス補充をしなくはいけなくなります。
1回のガス補充に掛かる料金は数千円程度ですが積み重なると簡単に1万円を超えてしまいます。
まだしばらく乗ろうと思っている車であればなおさらキチンと整備することをオススメします!
エアコンの調子が悪いと感じたら、ディーラーや自動車整備工場などにご相談ください。
実際エアコンの調子が悪くなった時はどういった故障などが考えられるのでしょうか。
簡単にご説明させて頂きます。
1.エアコンのガスが不足している。
2.ガスが入っているのに冷たい風が出ない。
3.そもそも風が出てこない
この3点が多くの原因だと考えられます。
この3つの原因について、何が悪くなっていると考えられるのか?
また、いくらぐらい修理費用が掛かるのかをご説明します。
1.エアコンのガスが不足している
車を使っていくうちにエアコンの配管等に亀裂やすき間ができてしまいガスが漏れている可能性が高いです。
ガスが漏れている箇所としては車内とエンジンルーム(ボンネットの中)をつないでいる部品からガスが漏れていたり、車内にある部品に亀裂が入りガスが漏れていたりする場合が多いです。
車内とエンジンルームをつないでいる部品からガスが漏れている場合は部品代と工賃合わせて2~3万円程度掛かります。
エアコンの送風口から歯医者さんのようなニオイがした場合は車内にある部品に亀裂が入っている可能性が高いです。
エアコンガスが車内で漏れているためそのニオイがブロワファンと呼ばれる扇風機のようなもので送られ送風口から出てきています。
この部分だけを修理する場合は部品代と工賃合わせて5万円程度掛かります。
亀裂やすき間が小さい場合ガスを補充することで1シーズンだけ乗り切ることも可能です。
しかし、亀裂やすき間が大きい場合には1シーズンのうちに何度もガス補充が必要になるため根本的な解決をオススメします。
2.ガスが入っているのに冷たい風が出ない。
この場合のほとんどの原因はガスを圧縮しているコンプレッサーと言われる部品が故障している可能性が高いです。
コンプレッサーと言われる部品を交換する場合は、部品代と工賃合わせて5~10万円程度掛かります。
お乗りの車が古くなってきている場合は思い切って乗り換えを検討してもいいかもしれません。
3.そもそも風が出てこない
風が出ないときは、ブロワファンと呼ばれる扇風機のようなものが故障しているかエアコンフィルターの詰まりが想定されます。
風が以前より弱く感じる時も同様です。
ブロワファンの交換は4~5万円程度。エアコンフィルターは数千円で済みます。エアコンの風から異臭がする場合はフィルターにカビが発生している可能性もありますので、定期的にエアコンフィルターを交換しましょう。
逆に暖房が出ない・効かないという場合は冷却水関係が原因のことが多くなります。
冷却水が完全になくなるとオーバーヒートを起こしエンジンがダメになってしまいます。
修理には何十万円もかかりますしいきなり買い替えというのも難しいと思いますので定期的にディーラーや整備工場に見てもらうことをオススメします。
以上のようにエアコンの調子が悪いと言っても故障してる場所は様々です。エアコン以外でも何か気になることがあったらディーラーや整備工場に見てもらうようにしましょう。完全に故障する前にわかると出費が少なくて済みます。
定期的な点検等を行う習慣をつけ安心安全で快適なカーライフを送ってください!